株を始めようと思った人へ！負けないためにこれだけは知っておきたい！

投資を始めてみようと考えてまず思いつく投資先は株だと思います。

ただその株ってどういうものかいまいちわからなくないですか？私も投資を始める前は会社が出してる株券？を証券会社で買ったり売ったりするのかな？安い時に買って高い時に売ればいいんでしょ？くらいの認識でした。この認識のまま投資を始めていたら間違いなく損をしていました。損をしないために知識がある状態で投資をすることが重要です。

勢いで始めて失敗しながら勉強していくのもありだと思いますが、最低限の知識は持っておきましょう。失敗して傷を負うにしても再起不能な重症ではなくかすり傷ですませたいですよね。自分が投資しようと考えているものの正体を理解して不安を解消しましょう。

株を始めようかなと思った人へ

株式会社とは何なのか

なぜ株式投資で利益がでるのかを

簡単に解説

株と株式会社ってなに？
株式投資はなぜ利益がでる？
株を買うには
株価はなぜ変動するのか
まとめ

株と株式会社ってなに？

株式会社は、新しく会社を作るときに出資してもって設立します。600万円あれば会社が作れそうだと考え、会社は1株1万円で株式を発行します。金額はいくらでもいいのですが今回はキリ良く1万円にします。Ａさん「儲かりそう」、Ｂさん「会社が大きくなりそう」、Ｃさん「面白そうな会社」、と思った人たちがいるとします。

Ａさん「100万円出資します」＝100株、Ｂさん「200万円出資します」＝200株、Ｃさん「300万円出資します」＝300株ずつ株を持つことになります。

「株の持ち主」＝「株主」＝「会社のオーナー」となります。この中で一番多く株を持ているＣさんが筆頭株主（一番強い株主）と呼ばれます。

株主は会社の経営をするわけではないので会社の経営者を決めます。この経営者が取締役です。その中のトップが代表取締役と呼ばれます。大企業の場合は株主と経営者が違うことが多いですが、中小企業は株主と経営者が同じことがほとんどです。

株を買うということはその会社のオーナーになるということです。

株式投資はなぜ利益がでる？

オーナーになるとどうなるの？オーナーになって何をすればいいの？株の値段が上がっていくのを待ってればいいの？という疑問が出てきます。株主になるとなぜ儲けがでるのかですが、2種類の儲けがあります。

キャピタルゲインとインカムゲイン

難しいそうな単語ですがそんなことはありません。それに単語を覚える必要もそんなにありません。私もどっちがどっちかたまに混乱します。

キャピタルゲインは売買したときの利益です。1株1万円の時に買って3万円に値上がりした時に売って2万円の利益を出すものです。キャピタルゲインに究極にこだわった人の例が、パソコンにかじりついて株価の上下するグラフを見てるようなデイトレーダーです。

インカムゲインは持っているだけでもらえる儲けです。会社のオーナーなので利益の一部を株主優待や配当金としてもらえます。インカムゲインに究極にこだわっている人の例は、桐谷さんです。月曜から夜ふかしというテレビ番組で有名になった株主優待を使い切るために自転車で全力疾走している人です。

デイトレーダーも桐谷さんも極端な例なのでテレビで取り上げられますが、一般的な株主は長期的な会社の成長とともにインカムゲインとキャピタルゲインの両方をもらうものだと思います。ただこれは投資の目的によって変わるものなので人によります。

株を買うには

もちろん近くの会社にいって「株ください！」と言って株を買えるわけではありません。どこの会社の株でも買えるわけではなく、売買可能な株の取引は証券取引所で行われます。東京証券取引所（東証）とかですね。ここで売買できる企業が上場企業と呼ばれます。上場には審査があるので、上場できている会社はある程度信用できます。会社側からしたら上場すれば資金調達しやすくなり信用もあがります。

ただ証券取引所に行って「株ください！」と言って買うわけでもありません。証券取引所での株の売買は証券会社がおこなうので、私たちは証券会社に「株ください！」と言いましょう。

また別の記事で書こうと思いますが、証券会社を選ぶならネットの証券会社にしましょう。対面の大手証券会社や銀行は手数料が高すぎるので近寄らないように！

株価はなぜ変動するのか

なぜ株価（株の値段）が変動するのかですが、1株1万円、600株600万円の出資でできた会社が1年後に600万の利益を出したとすると、最初の出資の600万と利益の600万で会社の価値は1200万になります。すると600株＝1200万になるので1株2万円に値上がりします。なので株式投資は会社の成長への投資なのでギャンブルとは違います。

ただ、売りたい人、買いたい人、経済の流れなど色んな要因が入ってくるので、一概に会社の成長だけではありません。やはり需要と供給のバランスで変動していきます。